みおんでは、レッスンの一つとしてお箸の練習を長年続けています。
正しく箸を持つ練習や小さなサイコロをお皿に移す練習で自然に箸を使いこなせていきます。
子どもたちを見ていてふと気づくことがあります。お箸の持ち方が整ってくるとお友達との教具の貸し借りができたり、順番を待つことができたり、社会性が知らない間に身ついていくのです。
箸を持って食事をすることは、家庭で育む子どもたちの「型」ができます。その「型」が育つことで自然と食事や集団生活のマナーも育ってくると思います。手指を器用に動かせば、脳の発達にもいい影響を与えて、集中力や継続力が備わっていくのかもしれません。
「家でお箸の持ち方を教えるのは大変」、「いくら教えても持てない」というご両親の声をよく聞きます。叱ったり、無理強いしたり、できないからとフォークやスプーンに変えてしまうと子どもたちの食事へのストレスになってしまいます。そんな時は、祖父母や保育園に頼って助けてもらうのも良い方法です。
箸は日本人の大切な食文化であり、心です。みおんはそんな食文化も子どもたちに伝えていきたいと考えています。